カウンセリング実績13年。愛知県名古屋市でアダルトチルドレン・認知行動療法・伝わる会話が受けられるカウンセリングルーム。

カウンセリングルーム Your Place
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我慢とサヨナラカウンセリング
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営業時間 | 11時~20時(年中無休) |
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アダルトチルドレン(AC)の6つのタイプとは?
タイプ別に「生き方」と「関わり方」の
特徴をご紹介します。
アダルトチルドレンが育つ家庭は、
心理学では「機能不全家族」と呼ばれます。
その中では、
子どもが “自由に子どもらしく” いられない
環境が多くあります。
本当の自分を押し殺してでも、
いくつかの「役割」を演じることで、
家族の一員として認められようとするのです。
それは、
子どもなりの「心を守るための行動」なのです。
子どもは本来、
毎日が驚きと好奇心に満ち、
自由で自発的に行動する存在です。
けれど、
家族の機能が十分に果たされていないと、
その純粋な心を失わざるを得ません。
たとえば――
・子どもの意思を尊重してくれない
・支え、見守り、導いてくれない
・無条件の愛がもらえない
・安心や安全を感じられない
そんな環境で育つと、子どもはこう感じます。
「家族の中で生き延びるためには、
“役割”を果たすしかない」と。
子どもは家族の中で
居場所をつくるために、
そしてこれ以上傷つかないために。
心のバランスを保ちながら、
大好きな家族を守ろうとします。
「本当の自分は違う」と分かっていても、
“偽りの自分”を演じることで、
家庭内の暗黙ルールを守り、
親の愛情を得ようとするのです。
その結果、
子どもの中に“ふるまい方のクセ”が染みつき、
大人になってからも
同じパターンを繰り返す傾向があります。
それは、
かつて愛情や安心を得るために編み出した
「最善の生き方」だったからです。

それでは、代表的な6つのタイプを見ていきましょう。
親や周囲の期待に応えようと、
努力を惜しまず頑張り続ける
「優等生」「いい子」の役割を担います。
・勉強ができる
・スポーツができる
・文武両道
・聞き分けがいい
・ルールを守る
・礼儀正しい
—『なにかができる時だけ、
英雄扱いされる』
—『期待に応えられる自分だけ、
受け入れてもらえる』
まるで、
“実績をあげることが自分の存在価値”
のように感じ、
親の気を引くために一生懸命努力し続けます。
ですが、親からは
「できて当たり前」「もっと頑張れる」
と扱われ、いつまで経っても
達成感を味わうことができません。
その結果、
「失敗感」「不完全感」を抱え、
さらに頑張り続けるループに陥ります。
頑張る目的が「自分の夢」ではなく、
「親のため・評価のため」へと
すり替わってしまうのです。
大人になってもこの傾向は続き、
・周囲の評価が気になる
・純粋に楽しめない
・挫折に弱い
と感じやすくなります。
かつての「いい子」は、
社会で「いい人」を演じ続けてしまうのです。

家族の誰かが
落ち込んでいたり悩んでいると、
そっと寄り添い、なぐさめ、気を配る。
「優しい子」「思いやりのある子」
と呼ばれるタイプです。
・自分のことを後回しにして相手を優先する
・慈悲深く心がやさしい
・仲裁役になる
・愚痴を聞く
ー『誰かの役に立つ優しい自分だけ、
受け入れてもらえる』
まるで、
“与え続けることが存在価値”のように感じ、
周囲の不機嫌さや不安な空気に耐えられず、
気遣いを続けます。
とくに、
「悲しむ母親をなぐさめる子」構図は典型的です。
母子の役割が逆転し、
小さな“家庭内カウンセラー”のような
存在になります。
このタイプは、
他人の都合を優先し、
相手の無理な要求にも応えようとします。
他者のストレスを一身に引き受け、
無理してまで尽くしてしまうため、
心の負担は計り知れません。
大人になっても「自己犠牲」の傾向が強く、
・自分の気持ちや欲求がわからない
・他人の機嫌に過剰に気を遣う
・「自分が何をしたいか」が見えない
と感じるタイプです。

家庭内の緊張や不和が起きると――
冗談を言ったり、おどけたり、
甘えて空気を和ませる。
「明るい子」「マスコット」としての
役割を果たします。
・おちゃめで陽気
・空気を読み、気を配る
・甘え上手で愛されキャラ
ー『明るく振る舞う自分だけ、
受け入れてもらえる』
まるで、
“楽しませ、和ませることが存在価値”
のように感じています。
ピエロタイプは、
まわりからも陽気な性格に見られますが、
実は家族の問題や不安を「笑い」で
分散してきた子です。
本当の自分の感情を出せず、
しんどさを誰にも見せられません。
どれだけつらくても
「大したことない」と装い、
孤独を抱え込みます。
まわりの雰囲気が暗いと
「自分のせい」と思い込むことも。
『明るい自分でいないと
嫌われる/居場所がなくなる』と感じるため、
笑顔の裏に深い悲しみを隠しています。
大人になっても、
・他人の機嫌に敏感
・空気を読むのが早い
・作り笑いが得意
・からかわれやすい
――そんな
“顔で笑って心で泣く”切ないタイプです。

家庭内で目立たず、
静かに過ごす「影の存在」。
人と「関わると傷つく」と感じ、
あえて存在を消して生きようとします。
・手のかからない子
・おとなしく消極的
・人見知りが激しい
—『隠れることで自分を守る』
それが、この子の生きる知恵です。
親が未熟で、
子どもの発信に気づけない場合、
このようなふるまいが生まれます。
幼い頃、
どれだけ寂しくても、
呼んでも気づいてもらえない。
必死に声をあげても、
気にかけてもらえない。
やがて、
「助けを求めても無駄」
「誰も気にしてくれない」と、
諦めざるを得なかった。
そして、
『自分は無価値』
『誰にも愛してもらえない』
『存在してはいけない』と、
信じ込んでしまいます。
ロストワンは、
強い孤独感と寂しさを抱えながらも、
人と関わることが負担に感じ、
感情を自分で処理しようとします。
結果として、
殻に閉じこもって生きる、
静かでとてもつらいタイプです。

親が不仲だったり、家庭に問題があると、
率先して「世話を焼く」役割を担います。
・親の親代わりになる
・家事全般を引き受ける
・兄弟姉妹の面倒を見る
・親の責任を代わりに負う
—『困っている人を支える自分だけ、
受け入れてもらえる』
まるで、
“援助することが存在価値”
のように感じています。
イネイブラーは、
相手の問題に巻き込まれながらも、
『私がいないとダメになる』と
信じて耐え続けます。
恋人やパートナーに対してもその傾向は強く、
疲れていても世話を焼き、
生活全体を相手中心に回してしまいます。
「助けたい」という優しさの裏には、
「感謝されたい」「報われたい」という
無意識の期待があります。
お世話することで得られる“報われ感”が、
自己価値を保つ一時的な支えになっているのです。
例えば、
恋人やパートナーのして欲しいことを先読みし、
・服を着せてあげる
・疲れているのにマッサージをしてあげる
・お金の問題を解決してあげる
・生活の面倒をみてあげる
・要望をすべて叶えてあげたい
パートナーを喜ばせるためならば、
手間も時間も労力も、まったく惜しみません。
ですがそれは、
本当の問題から目をそらす行動でもあります。
「お世話」を通じて、
相手の自立も自分の癒しも遠ざけてしまう――
そんな苦しい悪循環に陥るタイプです。

ヒーローのように
「良い子」を演じるのではなく、
あえて、
「悪い子」として振る舞うタイプです。
・反抗的な態度
・暴言 / 暴力
・物を壊す
・非行 / 万引き
—『トラブルを起こすことでしか、
自分の存在を証明できない』
まわりに迷惑をかけ、心配させる、
「問題児」と呼ばれるこの子は、
実は誰よりも傷ついています。
本当は――
『わかってほしい』
『かまってほしい』
『愛されたい』
『助けてほしい』
そんな叫びを、
どう伝えたらいいかわからず、
「怒り」で表現しているのです。
スケープゴートは、家庭の問題を
“自分が原因であるかのように”演出し、
家族を守ろうとします。
「家族の不調和を引き受ける犠牲者」
でもあるのです。
しかし、
まわりからは「悪い子」と見なされ、
孤立し、さらなる怒りと悲しみを抱えます。
心の奥には、
深い愛情欲求と孤独が隠れています。

アダルトチルドレンが
今も昔の役割を続けてしまうのは、
その役割を通じて、
「愛された経験」や「認められた経験」が
あったからです。
たとえ苦しかったとしても――
それは子どもにとって
“生き延びるための成功体験”でした。

どの役割にも共通しているのは、
「愛されるために自分を犠牲にしていること」
「本当の自分を表現できないこと」
そのままの自分では受け入れられないと感じ、
“演じること” で関係を保とうとしてきたのです。
幼少期の私が選んだ生き方は、
間違いではなく
精一杯考えた「最善の生き方」だったのです。
自分の身を守るために。
これ以上、私が傷つかないために。
そうせざるを得なかった—
健気に生きようとした私を
どうか優しく受け止めてください。
アダルトチルドレンの「タイプ」は、
ひとつだけとは限りません。
人によっては、
いくつかの特徴を併せ持つ
“複合タイプ” の場合もあります。
ちなみに、私自身もかつては
「プラケーター」と「ピエロ」の
2つのタイプをあわせ持っていました。
あなたは、
子ども時代にどんな「役割」を
演じると決めていたでしょうか?
その“生き方のパターン”に気づくことが、
回復の第一歩になります。
よかったら、
今のあなたに当てはまるタイプを
一緒に探してみませんか?
理想の「わたし」へと変わっていく道のりを、
一歩ずつ歩んでいきましょう。

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