カウンセラー　安江朱里プロフィール

はたから見れば、ごく一般的な家庭。
しかし、私にとっては母の心は重た過ぎた。

母の期待を一身に背負い、歪んだ愛情だった。と
今なら気づけます。
 

幼少期、母の愚痴・不満を聞くことに
疑問を抱くことはありませんでした。
それが普通だと思っていたからです。

『母の期待にこたえたい』『喜んでもらいたい』
それが私の願いでした。

気づけば自分の感情を隠し、母に褒めてもらえる
イメージ通りの、いい子な自分。

親の言うことが絶対であり、礼儀正しく真面目で
優しい子を自然と演じていました。
 

空気をよみ、他者を優先し
どうしたら嫌われないでいられるのか。
どうしたら愛してもらえるのか。
 

まるでピエロのように、相手を喜ばすことで
自分の価値を見いだそうとしていました。

いわゆる、”いい子症候群”のはじまりです。
 

自分さえ我慢すれば上手くいくと思ったから、
「大丈夫」と強がるしかなかった。

素直に自分の気持ちを出せないから、
「いいよ」と丸ごと受け入れるしかなかった。

その時はそれが最良の方法と固く信じていたからです。
 

学生時代、 "いい子症候群” は強化される一方で、
周りがイメージする「理想の自分」と自分の本音に
違和感を感じはじめます。

そして、ついに抑え込んでいた感情が爆発し
友だち・母親の期待、何もかもが嫌になり高校を中退しました。

30歳を目前 ある出来事をきっかけに仕事を失い
夢も希望も未来なんて、これっぽちも考えられないほど私は人生のどん底にいました。

今日を生きることですら精一杯だったのです。
 

しかし、ふと思ったのです。
『同じ人間なのになぜ幸せになれる人となれない人がいるの？』

もしかしたら、自分に原因があるのかもしれない。
私は「自分を知りたい」と思い、一念発起して
カウンセリングの勉強をはじめました。

自分自身と向き合い、傷ついた心をていねいに癒し。
生きづらさの原因を解消することで、
今まで感じていた空虚感や劣等感から解放されていきました。

自分を受け入れ、自分を信じられるようになれたおかげで、
両親や友達、周りとちょうどいい距離感でフラットに付き合えるようになっていきました。

なぜ人は変わりたいと思っても
スムーズに変わることができないのか。

ふり返って思うことは、
自分自身を客観的に把握するのが難しいからと感じます。

弱い自分、本当の自分を受け入れるのがツラく、
見て見ないふりをしてしまう。

心の奥に押し込めていた気持や、
幸せを遠ざけている心理的な心のブロックなど、
自分一人ではなかなか気づきにくいものなんですよね。
 

だからこそ、心の回復過程において
共感的に寄り添う伴走者がいることの大切さ。
共に考え、気づきを得ることの大切さ。
自分を受け入れ、愛することの大切さ。
を痛感しました。
 

現在は、自身の体験を教訓に「ことば」を大切にした
性格改善カウンセラーとしてYour Placeを立ち上げ活動しております。
 

『自分を愛することで広がる未来を一緒に実感して欲しい』という想いで活動し10年。

営業・接客業15年にわたり約35,000人と関わるなかで得た会話スキルと
さまざまな心理療法をもちい600名以上のサポートをしてまいりました。
 

うまくいかないこと、思い通りにならないことは、
私にとっては苦痛以外のなにものでもありませんでした。
 

しかし、生き方や考え方のクセを柔軟にすることで
『人生は自分の思う通りに創れる』と実感したいま
 

かつての私のように、
「生きることはつらく大変なこと」頑張ることに疲れてしまった人へ

「どうせ私なんて・・・」とあきらめが込み上げてくる。
自己犠牲から抜け出せず、報われない自分に苦しみを感じている。
不安や劣等感が同居している。会話が苦手な人へ。
 

自己信頼と安心感を手に入れ、
より良い人間関係を築くために必要な会話スキルまで
トータルサポートしています。

他人と過去と出来事を変えることはできないが、
自分と未来と捉えかたはいくつからでも変えることができる。

私のミッションは、
個人ひとりひとりが自由に”自分”を表現し、
存在価値を認め尊重し合える世界を実現することです。

そんな思いや活動を大切にしながら愛情をもってサポートしてまいります。